よしりん先生の
登場です!
・・・・・
ライジングのコメント欄に
ちょっと答えたくなった。
「よしりん先生は家族よりも
その才能を発揮する方を
優先してほしいです!
失礼ですが、よしりん先生も60歳なので、
これからいくつ作品を
残せるかわかりませんので。」
わしはこの言葉、すごく嬉しい。
今のわしには
国のため社会のために
描かねばならない作品と、
フィクションとして
描いてみたい作品があって、
いつまで魂の籠った絵を
描き続けられるのか、
わからないのだ。
どんなに画力のある漫画家だって、
あるときからガクッと
スカスカの絵になってしまう。
30代、40代で魂のぬけた
絵になった者だってザラにいる。
キャラの立て方や話の展開も、
突然陳腐になってしまう作家も多い。
果たしてあと何年、
狂気や毒を含んだ、
色気のある作品を
描けるだろう?
作品を書くには
読書もしなければならないし、
映画も見なければならないし、
美術や演劇や色んな文化も
吸収しておかねばならない。
時間が足らなくて
家族どころじゃないよ。